虚無=からっぽのココロ

今日は三段壁に行った。

云わずと知れた自殺の名所。

いや別に、自殺の下調べをしに来たワケじゃない。

ちょっとした成り行きで仕事仲間と白浜に旅行に行ったのだ。

三段壁

携帯のデジカメ画像だからあんまし伝わらないだろうけど、絶壁から撮った写真。

背後には『いのちの電話』の看板。


…此処からなら死ねると思った。

眼下に水に沈む岩が見えて。あの岩にぶつかれば、確実に。逝けるだろうと。

楽しいフリをしながら、笑いながら、あたしはそんな事を考えていた。

もうどうしようもなくなったら家のマンションから飛び降りようと考えていたけど、以前記述したように、なるべく醜態をご近所の人々に見せたくないから。


死ぬ時は此処に来るかもしれない。候補がもうひとつ出来た。



旅行が終わり家に帰り着く頃には私は疲れ果て、食事を摂るとすぐ転寝してしまった。

そして目が覚めた時…アレが、来た。

虚無感。


普段、元気な時は死ぬことを忘れていられるのに。

死のうとしたことさえ忘れていられるのに。

突然に、やってくる。

そしてあたしを死に、死に追いやろうとする。


今から準備をして死出の旅へと出発しようか。そんな事を想う。


でも、躊躇ってしまうのは何故?

本当は死にたくないから?死ぬのが怖いから?痛いのがヤだから?


痛みとか苦しさを免れて死を迎えられるとは思ってない。

そんな現実の痛みより精神がもっと苦しいからあたしは死にたいんじゃないのか。


其れとも、まだあたしは生きる事に望みを持っているのか。



ない。

望みなど。少しも。


時が満ちるまで、まだ…。そう思ってしまうのはあたしが臆病だからか。

情けない。


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